傷病手当金について

傷病手当金
06 /13 2014
こんにちは、しんまいパパです。




今の我が家の収入は、私が在職中入っていた健康保険組合からの「傷病手当金」と、役所から支給されるゆうちゃんへの「児童手当」が基本です(多少の雑所得もあります)。




私は去年の11月から休職を期に「傷病手当金」の申請を行い現在も受給していますが、正直、休職するまではこういう制度があること自体まったく知りませんでした。




もしこれから休職や退職をされる方のために、私がわかる範囲で「傷病手当金」についてご説明したいと思います。



まず傷病手当金というのは、病気や怪我によって休職した場合に、健康保険から給付されるお金の事です。



(残念ながら、国民健康保険にはこの制度はありません。あと、休み始めた日から遡って、1年間、健康保険組合に加入している事が基本的な条件です)。




申請は、基本的に毎月ごとで、休職中は会社の総務課やそれに準ずる立場の方が行ってくれて、書類の準備や自分の代わりに健康保険組合へ申請をしてくれます。




退職後は自分で直接健康保険組合に申請します。この場合は会社の担当者が記入する欄は空白で構いません。




申請書は3枚つづりです。

1枚目は自分で休んだ期間などを記入する(代理人でも構いませんが、捺印が必要)。


2枚目は振込先の口座番号などを書く欄を記入する(代理人でも構いませんが、1枚目に捺印が必要)。


3枚目は、会社の担当者がタイムカードのコピー等張り付けたりする欄と主治医が書く病名や状況を書く欄があります。

毎回申請書を提出する前に病院で主治医に書類を書いてもらい、その後職場へ送る必要があります。
(退職後は、会社担当者の用紙は必要ありません)




私の経験上、休職中はたいてい会社の給与の締日と併せるので毎月ごとの申請をする事になると思います。退職後は、医師に申請書を記入してもらう必要があるので、通院日ごとにだいたい2週から4週に一遍ぐらいの間隔で申請しています。




よく「傷病手当」と「傷病手当金」を間違えることがありますが、「傷病手当金」は健康保険組合の給付制度なので、申請は健康保険組合へ(休職中は会社へ)、「傷病手当」は雇用保険の給付制度なので、ハローワークに申請します。傷病手当と傷病手当金は申請先が違うという事だけ気を付けてください。





ちなみに「傷病手当金」は、退職後も給付期間に含まれ、通算で1年6カ月の間給付を受ける事ができます。





申請書は、職場の総務課やそれに準ずる役職の方へ相談すればもらえますし、もしくは、全国健康保険協会(協会けんぽ)からダウンロードが可能です。





注意しなければならないのは、給付には以下のすべての条件に当てはまる必要があります。


1.被保険者本人が、病気やけがによって就労不可能である事。


2.就労不可能として会社を休んだ期間が4日間以上ある事。


3.就労不可能と断定されている医師の診断書がある事。


4.休職している期間中に、会社から必要以上の金額の報酬等を受け取っていない事。

です。



1については、業務中や通勤途中の病気やけがは労災の適用になるため、傷病手当金はもらえません。



2については、少しややこしいですが、休んだ日から数えて3日間は支給期間に数えないという事です。

「待期3日間」という決まり事があり、休み始めた日から数えて3日間の分は支給期間としては含まれず、4日目以降から支給期間として数えますよ、という意味です。

なので、その「待期3日間」の間に、1日でも出勤したり、有給休暇をとったりするとこの条件から外されてしまいます。



3については、病院の受付などにある診断書ではなく、健康保険組合から傷病手当金申請用の診断書をもらう必要があります。あと、医師に診断書を書いてもらう場合に病院によりますが、結構な額がかかります。



4については、休職期間中に、会社や事業所から給与など振込があった場合は、翌月から一時的に給付がストップされます。




ここまでが、受給できる条件です。




あと、よく間違える事があるので、以下に注意点を書きます。


1.国民健康保険(自営業の方などが加入されている)には「傷病手当金」という制度がない事



2.退職後の健康保険は、「健康保険の任意継続」か「国民健康保険に加入する」か選択支がありますが、退職する日までに「傷病手当金」をもらっている場合は、「国民健康保険への加入」を選んでも引き続き「傷病手当金」を受給できる事



3.傷病手当金を受給し、受給期間の1年6カ月の間に再就職をし、また退職をした場合は、今までもらっていた残りの期間の分の傷病手当金は受給できない事(例えば、受給後5か月目に再就職をして、6カ月目に退職をした場合、残りの1年分は後から受給することはできない)



4.基本的に、同じ病名での申請はできない事(病名が違えば申請する事ができる


です。




みなさんが一番気になるのは、「実際どれくらいの額が支給されるのか?」という事だと思います。




支給額は、病気やけがで休んだ期間、一日につき、標準報酬日額の3分の2に相当する額が支給されます。




標準報酬日額とは、標準報酬月額を30で割った額です。



標準報酬月額とは、保険料を算出するために月の給料などの報酬を47等級に区分したものです。通常4月~6月までの給料の平均をみて等級を区分します。ちなみにこの場合の月の給料とは、税金が引かれる前の総支給のことです。交通費なども含みます。




「自分が実際どのくらい支給されるのか」については、「傷病手当金.net」というサイトに「傷病手当金日額早見表」というものがあるので、リンクしておきますので、ご確認ください。



申請がとおり、支給が決まると、このようなはがきが健康保険組合から送られてきて、振込日と金額を教えてくれます。
傷病手当金 はがき1


内側はこんな感じです。
傷病手当金 はがき2




あと、「傷病手当金」は非課税なので、所得税や住民税は一切かかりません。




私の経験を踏まえた説明でしたが、説明が足りない部分があったり、内容がわかりにくいと感じられた方のために、「傷病手当金…知っておけば役に立つ申請や受給の方法」で私の拙い説明よりも、圧倒的にわかりやすく解説しているサイトがありますのでそちらをご覧ください。



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しんまいパパ

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